Archive for 7月, 2005

リンク: Hawkeye no good for US Open
ボールがインかアウトか微妙な判定時、テレビ中継ではすっかりおなじみの「ホークアイ」。
かねてより試合での導入が期待されている最先端テクノロジーではあるものの、先週全米テニス協会が行ったテストでは公式に利用するにはまだまだ力不足と判定され、来る全米での使用も見送られることに。この結果、同様に「ホークアイ」導入を検討している全豪とウィンブルドンでも、来年から使われることはなさそう。
情報筋によると、全米テニス協会は「ホークアイ」と「オートレフ」(別のリプレイシステム)を試したが、ラインの5mm以内に落ちたボールについて十分に正確な結果が得られなかったとか。
「ラインの5mm以内で正確でない」と言っても、人間の目よりは大分マシな働きなん
じゃ・・・・・。

リンク: Daniela Answers Your Emails
先週行われたシンシナティの大会公式サイトより。
******************************************************
Q. 一番優勝したいグランドスラムはどれ?その理由は?
A. 間違いなくウィンブルドンよ。いつも私にとって特別な場所なの。歴史があるもの。だから一番勝ちたいのはウィンブルドン。
Q. アメリカのハードコートシーズンの準備で今年何か特別なことをした?
A. アメリカには今年は早めに入ったわ。ハードに練習したんだけど、今日の結果(注:インタビューは先週火曜日の1R勝利後に実施)から見ると報われてるのかもね。
Q. 今まで訪れた場所で最も良かった都市とその理由は?また、ツアーで行かない場所で行ってみたい所はどこ?
A. 一番良かったのはローマ。あそこに行くといつも楽しいわ。そこにいる人も、建物も、歴史がある雰囲気も大好き。休みを取ったら、どこかの島でしばらく過ごしたいわ。
Q. ツアーで一番仲がいいのは誰?
A. 多分一緒にプレーしながら成長した選手ね。アナスタシア(・ミスキナ)、ジェニファー・カプリアティ、キム・クライシュテルス、ジュスティーン・エナン・アルデンヌとかよ。それからスギ(愛ちゃん)も。ダブルスでたくさん組んで、良い友達になったの。
Q. テニスプレーヤーになっていなければ、何をしていた?
A. 多分大学で経営学を勉強していたわ。
Q. 君はファッションが好きだけど、もし自分のテニスウェアをデザインするとしたらどんな風にしたい?
A. 説明するのは難しいわね。他とは違う何か特別なものにすると思うわ。とてもフェミニンなものとか、人が見て私らしいって言ってくれるようなものとか。
Q. プロテニスプレーヤーになって一番良かったことは?
A. 世界中のいろいろな所から来た人と知り合えて、異なった文化を学べることよ。
Q. ツアーで一番ナイスな選手は?
A. たくさんいるから挙げるのは難しいけど。多分杉山とアナスタシア(・ミスキナ)ね。
Q. ファンからもらったプレゼントはどうしてるの?
A. 本当にたくさんのクールな贈り物をもらって、一つ一つをうれしく思っているわ。できる限り自宅に置いて保管するようにしているの。だって全て私には大事なものなんだもの。
Q. 今までのキャリアの中で特に誇りに思っている試合はある?
A. 02年の全米4Rのジュステーン・エナン・アルデンヌ戦よ。本当にタフな試合だったの。私は試合中足首を捻ったうえに、雨で滑ってもう少しで指の骨を折るところだったの。その日には決着がつかなくて、翌日に私が勝ったわ。

リンク: Schnyder, Morigami to Meet in Cincy Final
米オハイオで開催中のティアⅢ、ウエスタン&サザンフィナンシャルグループ・
オープン。森上は23日の準決勝でも第4シードのハンチュコワを6-4 6-4で破って、
ついに決勝進出!
「彼女は本当にアグレッシブだった。ショットを打ちにいって決めていたわ。私はアグレッシブではなかった。これと言って何もしなかった。彼女は間違いなく今日の勝利にふさわしかったわ」(ハンチュコワ)
現在72位の森上にとって、これがキャリア初のファイナル。
今大会での森上は、2Rのズボナレワには昨年のモントリオール1R、準々決勝のミルザには先月のウィンブルドン1R、そして準決勝のハンチュコワには03年のアメリア・アイランド2Rと今年の全豪1Rでそれぞれ敗れた借りをきっちりお返しして、彼女の信条「一度負けた相手には二度と負けたくない」を身をもって体現。
決勝の相手となった第1シード、シュニーダーも昨年のウィンブルドン1Rで敗退した相手。決勝を前に森上は、
「初めての決勝なんてすごくいい気分。とてもエキサイトしてます」
「失うものは本当に何もない。パティー(・シュニーダー)は素晴らしい選手。私はただコートに出て、何とかして勝つだけ」
だそうです。決勝は現地時間で24日午後1時(日本時間25日午前3時)より。

消化試合となった第5試合、日本チームは急遽添田豪くんが登場。
タイも当初のウドムチョクではなく、ラティワタナ兄弟の兄ソンチャットにメンバーチェンジ。
下がり眉のソンチャット、常に何かに戸惑っているように見える。
「何かお困りですか?」と声をかけてあげたい。
試合はというと、こちらも一方的に添田くんのペースであっさり決着。
うーん、盛り上がらんなあ(ごめん)。
閉会式の後、本村剛ちゃんとウドムチョクが公開練習。日本が勝ったからこそ実現したおまけか。審判台に貴男。そして、本村剛ちゃんの後ろには増田健太郎氏がウロチョロ。ところで、さっきからすごい速さで打ち合ってるのに、ウドムチョク、全然ミスがないんですが。どういうことですか。1セットマッチ(多分)をこなして終了。
ふと気づくと、席後ろの通路に添田くんを発見。知り合いの方と思しき女性と挨拶を交わしている。あっ、こっち来た!デ杯デビューを勝利で飾ったばかりの彼を無視するのも味気ないので、つい「おめでとう!」と口をパクパクさせながら手を振ってしまった。添田くんは一瞬知人かと思ったようで立ち止まりかけたが、そうではないことが分かると軽く会釈して走り去った。知り合いでもなんでもないのに紛らわしいことしてごめんなさい。気使わせて悪かったね。
ところで、さっきからベンチに座っている男の子。あれはもしかして錦織圭くん?その錦織くんが次に練習開始。相手は貴男。
杉山芙紗子さんが「何でもできるすごい選手」と語っていたように、ストロークもボレーもそつなくこなす。ベースラインからの低いボールの処理がうまいなあ。今度は是非ゲームで彼を見たいものです。
練習を終えて、貴男が練習ボールを客席に打ち込み始めた。あっ、こっち来た!試合中から思っていたが、今日は大阪近辺から来られた人が多いはずなのに、全体的にお客さんがおとなしめ。今も貴男がこっちを向いているにもかかわらず、皆さん行儀良く待ちの姿勢。ここはチャンスですよっ!!
「タカオーーーーーッ!!!」
絶叫したところ、案の定こちらにボールが!鈍くさいのでノーバウンドでキャッチとはいかなかったが、初めて試合会場で選手からボールをゲット。やったー!!
帰りの電車で、同じく観戦帰りの知人に遭遇。早速もらったボールを自慢したところ、
「ただのダンロップフォートにしか見えませんね」
ガ、ガガーン。違う!これは正真正銘貴男がくれたボールよ!!と言い返したかったけど・・・・・クッ、言い返せない・・・・・。貴男くんにお願い。今度ボールをくれる時はサインを入れて下さい。
そして、先ほどから客席にチラチラ姿は見えていたものの、一度消えたので今日はプレーを見られないのかと諦めていた彼、
一藤木貴大くんがついにコートに登場。写真やテレビと違って、実際は全体的にポテッとした感じで随分幼く見えるなあ。
お父さんの浩恭氏も一緒。先ほどは客席でサイン攻めにあっていた。やはりGAORA『HOT SHOT』スペインテニス講座出演の影響か。
今日のテーマはトップスピンサーブらしく、ボブ・ブレット氏が「ボールに回転をこうかけるんだ。こうかけるんだ」という風なジェスチャー。貴大くんがトスを上げる度に、ボブさんは”Waaaaaaaaaaait!!”とタメを要求。ポンポン打ちたげな貴大くんには調子がとりにくいらしい。
客席にも真似を始める人続出。なんかちょっとボブさんに教えてもらってる気分。
その後ストローク練習。テイクバックはほとんどないのにすごいワイパースイング。最近はああいうのが流行りなんか。ショットは当然エゲツない。激しく打ち合う二人。
すごいラリーやな・・・・・ちょ、ちょっと待って!貴大くんはともかく、ボブさんって今何歳ッ?!
時間がきたらしく、間もなく全員撤収。思いがけずトップジュニア二人の練習を拝見できて大満足。欲を言えば一藤木お父さんの
「ダブルステップ!!」
「モアビハインドッ!!ビハインド!ビハインド!」
「グーッ!!」
「コンティニューッ!!」
「パーフェクトッ!!」
が聞きたかったけど。
あと全体を通して印象的だったのは、会場ボランティアの皆さんが揃いも揃って感じが良かったこと。終始気持ちよく観戦できたのは、この方達のお陰と言ってもいいかもしれません。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また見に行きたいな。

17日、大阪・なみはやドームに行って参りました。目的はもちろんデ杯アジア・オセアニアグループⅠプレーオフ「日本 vs タイ」観戦。長く関西に住んでいるくせに、デ杯観戦はこれが初めてですみません。誰に謝っているのか分かりませんが、ともかく
「明日行ってみよか」
と思い立ったが吉日。席の心配をせずに気軽にデ杯を見に行けるところが、日本でテニスがマイナーなスポーツで良かったな、と思える唯一の瞬間。それでも、試合開始15分前に会場に着いてチケットを買った時点で、「S席は完売。A席残り3枚」という声が聞こえたのでギリギリだったか。フー。
会場に入りチケットもぎりの入り口で、日の丸の旗を渡される。
おっ!国別対抗戦っぽいよ。興味本位で「タイの旗ってないんかな?」とか連れと話していたら、「タイのはないのよー。ニッポン応援してねー」ともぎりのおばちゃんが満面の笑み。
完売寸前に買った席だけあって、あてがわれたのは1階一番奥、一番後ろの席。背が低い私が座ると人の頭しか見えないんですけど!写真では心配になるほどガラガラですが、試合が始まればちゃんと埋まったのでご安心を。2階席も空いているのは関係者席だったため。
唐突になにやら会場内で歌声が。何?何の歌?声の主は?見上げるとタイ人と思しき数名の方が、タイの歌をうたいながら2階通路を練り歩いておられる。あー、なんかタイに来たみたい。対抗して日本サイドの応援もスタート。どうでもいいけど、旗を持っていると拍手がしにくいのが不便ね。
間もなく選手入場。あっ、パラドーンがこっち側。やっぱデカい。そして隣にはお父さんの”パパドーン”ことチャナチャイ氏。氏について個人的には知る由もないものの、その佇まいにはいつもなごまされる。ところで、お父さんがツアーを一緒に回らなくなってからパラドーンの不調が始まったような気がするのだけど、どうでしょう?
下降線を辿っているとは言え、パラドーンはトップ50の選手。正直今日は貴男にとって厳しい試合になるだろう、と予想。そして、その結果勝敗の行方を握ることになるであろう本村剛ちゃんの泥試合にトコトン付き合う覚悟もして来たのだけど・・・。
ところが、素人のケチな予想を覆してくれることがあるから生観戦は楽しいのですね。
貴男が試合開始から素晴らしい出来!凡ミスはなく、ネットすれすれで交わされるスライスの応酬も丁寧で、チャンスボールは確実に決める。私が最後に貴男の試合を見たのは、おととしのジャパンオープン3R、奇しくも相手は今日と同じくパラドーン。あの時はちっとも勝ちそうな気がしなかったけど(ごめん)、今日は違うよ!
切れのいいプレーを見せる貴男とは対照的に、覇気がないパラドーン。こちらが心配になるくらい元気がない。この人こんなんだったっけ?もっと強烈なショットを打っていたようなイメージがあるんだけど。
唯一の見せ場は第2セット、バックに深く上げられたロブから得意の股抜きショットでダウンザラインにエース!!この時ばかりは国関係なしに会場全体が拍手喝采。ちょっと勢いがつくか?と期待もしたが(どちらの応援をしていたのか)、やはり一向に挽回しそうな気配はなし。時折笑顔も見えるが、何やら自分を笑っているような。どうした、パラドーン!タイの応援団の人も乗り切れない様子。実はパラドーン、長いこと肩に違和感を抱えているそうですね。これからもアジアの顔としてトップでやっていってほしい人なので、早い回復を祈ります。
試合はその後も危なげない展開で、ストレートで決着。貴男が日本の勝利を決めた。
あんまりいい写真でなくて申し訳ないんですが、中央辺りボーラーの男の子の向こうにしっかりと抱き合う貴男とボブ・ブレット氏、左側に喜び合う日本チームの皆さん、中央斜め右下にタイ応援団の声援に応えるチャナチャイ氏の姿。
日本が勝ったのはもちろん喜ばしいけれど、デ杯の最終日と言えば「両選手が総力を出し尽くした5セットマッチ」とか「痙攣を起こしながらも必死にプレー」とかドロドロなところを期待していたので、あまりにもあっさりとした結末に拍子抜け。つまり、そのくらい貴男のプレーは素晴らしかったということ。選手や関係者の皆さんは必死でやっているのに、「なんやあっけなかったなー」とか言ってはいけません!(後編に続く)