センターコート第4試合 男子シングルスQF
Mario Ancic [CRO] def. Marcos Baghdatis [CYP] 6-1 7-6(4)
マルコス・バグダティスを初めて見たのは、4年前のワールドスーパーJr.決勝の
中継。不精ヒゲボーボー&テニスプレーヤーには珍しいずんぐりむっくり体型で、
『こ、この子がジュニア?この子が16歳?!』
とまずびっくり。そしてゲームが始まるや、今度は見ていて飽きない彼のプレーに
目を奪われることになり、以降気になっていたわけですが、今回ついに生観戦。
去年の全米でフェデラーから1セットを奪った力の片鱗を拝みたかったけれど・・・・・
前日のプエルタとの激戦の疲れが残っていたのか、この日のマルコスはイマイチ。
それでもどういう訳だかマルコスから目が離せない私。なぜだ!なぜなんだ!
難しいことはよく分からないけれども、何かしら人を惹きつけるものを持った
プレーヤーということなんでしょうね。
「2年以内に必ずトップ10に入ってくる選手」ということなので、今後の彼も要チェック。
センターコート第5試合 男子シングルスQF
Wesley Moodie [RSA] def. Radek Stepanek [CZE] 7-6(2) 7-6(6)
「ウィンブルドン複で優勝した後ブパシからダブルスのパートナーに誘われて、
あっさり元のパートナーを捨てた男(注:正確には「来年から捨てる男」)」という
認識しかなかったムーディー。彼が今大会のキーパーソンだったとは!
ステパネック圧倒的優位かと思われたが・・・・・ムーディーのビッグサーブ炸裂で、
大方の予想に反しタイトな展開。
何とかして自分のペースに持ち込みたいのか、靴紐を結び直す姿が目につき始めたステパネック。去年のマスターズ・パリ決勝で同様の行為をしていた彼に観客からブーイングが飛んだのを『靴紐くらい結ばせてやれ』と思っていたけれど、実際目の前で
見ると・・・・・そら確かに結びすぎやで、あんた!
それでも流れが変わらないとみるや、審判にイチャモンをつけるわ、いよいよ追い込ま
れると今度はリストバンドを替えるのにやたら時間をかけるわ(コードバイオレーションを
取られた)、朝のvs キム戦では見られなかった「ゲームの流れを自分に引き寄せるため
なら手段を選ばない男」っぷり炸裂。
「かっこ悪くてもいい。女受けが悪くてもいい。オレはこの試合に勝ちたいんだっ!!」
という執念が存分に伝わってきて大満足。あんたプロだわ!漢だわ!!
・・・・・嗚呼、でもこの日はムーディーが一枚上手だったのでした。
退場の際、試合中と同様やはり笑顔はないものの、投げキッス・・・という軽い表現では
物足らない、むしろ投げブチューで観客の声援に対し感謝の気持ちを表してくれたステップ。
ありがとう。ありがとうステップ!こんな遠い所だけど、また日本に来てちょうだいね。
10月 15, 2005 at 2:13 pm
>「ゲームの流れを自分に引き寄せるため
なら手段を選ばない男」っぷり炸裂。
いいですねえ!そしてそれを肯定しちゃうこみねサンが素敵です。
よく「コートマナーが云々」とか「あの選手は人間性がどうたら」とか、たてまえな意見を書くブログがありますが、選手達はプロなんですもの。「何がなんでも勝ちたいんや!」という執念がまずありき、だと私は思ってるので。
ま、無防備のジャッジにボールぶつけ(ようとし)たらあきませんが。
観戦記、ホントどれもおもしろいです~。
10月 16, 2005 at 2:53 am
MOMOさん、こんにちは。
もっとスマートに合間を取る方法もある(タオルで顔を拭くとか)にもかかわらず、ステパネクはそれができないのか、敢えてやらないのか、謎は深まるばかりですが、見ていて楽しい選手なのは間違いありませんでした。無防備のジャッジにボール打ち込む光景なんて、見ていて楽しくはないですもんね。
観戦記、楽しんでいただければうれしいです。実は早くもダレ気味なのですが、何とか最終日分までアップしていきたいと思っています。