Archive for the 'デ杯' Category
京都・山科の町並みを見下ろす山の上にある東山テニスクラブ。
先週、ここでデ杯アジア・オセアニアグループⅠ 2R vsタイ戦を控え合宿中だった
日本代表チームを見に行ってきました。
3月末とは言え寒の戻りが厳しく強風が吹きつける中、練習コートに向かうと、
添田、本村、岩渕、松井の4選手が2コートに分かれて、定められた時間内に
できるだけ多くのポイントを取る練習をしているところでした(多分)。
コートの周りを囲む通路に設けられたイスに腰掛け、しばし見学。
おいおい、すげーな、この人たち。何がどうなっちゃってるんですか?
休みなく繰り返されるラリーは当然の事ながらハイレベル。今の日本で考えられる
最高の選手が自分の視界にすっぽり治まっているのかと思うと、
「なんて贅沢なのかしら」
と、普段ハイレベルな世界に縁のない私は思わずにいられませんでした。
その日、特に私の目を引いたのは松井俊英選手。かっこよかったです♥
他の方がかっこよくなかった、というわけでは決してありません。
そして、彼の様子を脇で見ていたボブ・ブレット氏が、隣にいた小浦武志氏に
何やらコメント。興味深いので盗み聞きしたところ、
「トシはこういう感じ(フォアで差し込まれたようなジェスチャー)で打っている。
打点をもっと前にとればボールをコントロールしやすい。打点が後ろだと、
試合中プレッシャーがかかった場面では特にコントロールしづらくなる」
というような内容に聞こえました。ほほう。
試合は4月7日からタイ・バンコクで開催。スリチャパン率いるタイチームは
強敵ですが、チームの皆様のご健闘を日本からお祈りしています。
リンク: Ivanisevic ready to play doubles in Davis Cup final
初のデ杯決勝進出が決まってからというもの、クロアチアチームは既に引退した国の英雄、ゴラン・イワニセビッチを試合に出すの出さないの出て欲しいのバカ言ってんじゃねえの大騒ぎ。そしてこの度、渦中のイワニセ本人の口から
「ダブルスに出る準備がある」
という言葉が。
「かつてクロアチアのテニスのために何かした、っていう理由だけで会場にいるのは嫌なんだ。お飾りになることに興味はない」
「僕が(チームの)役に立つ、と監督が考えない限りプレーはしないだろう。『僕がプレーするべきだ』『するだろう』とは言ってない。でもデ杯は3日間続くし、何でも起こりうるからね」
イワニセ自身は、アンチッチかリュビチッチのどちらかが初日で負傷あるいは疲労した場合に、代わりにダブルスに出場することは可能、と確信。
「シングルスはないだろうね。しばらくそのレベルではプレーしていないから」
「それに、カルロビッチはいいプレーをしてるよ(注:先週マドリッド2Rでロディックに勝利)」
実は私「イワニセがデ杯出場」なんて冗談だと決め付けてたんですが、まさか本気だったとは!イワニセファンの皆様の心中、いかがなもんでしょう?
決勝は12月2日から、スロバキアの首都にあるブラスティラヴァ・ナショナル・テニスセンターで開催。
消化試合となった第5試合、日本チームは急遽添田豪くんが登場。
タイも当初のウドムチョクではなく、ラティワタナ兄弟の兄ソンチャットにメンバーチェンジ。
下がり眉のソンチャット、常に何かに戸惑っているように見える。
「何かお困りですか?」と声をかけてあげたい。
試合はというと、こちらも一方的に添田くんのペースであっさり決着。
うーん、盛り上がらんなあ(ごめん)。
閉会式の後、本村剛ちゃんとウドムチョクが公開練習。日本が勝ったからこそ実現したおまけか。審判台に貴男。そして、本村剛ちゃんの後ろには増田健太郎氏がウロチョロ。ところで、さっきからすごい速さで打ち合ってるのに、ウドムチョク、全然ミスがないんですが。どういうことですか。1セットマッチ(多分)をこなして終了。
ふと気づくと、席後ろの通路に添田くんを発見。知り合いの方と思しき女性と挨拶を交わしている。あっ、こっち来た!デ杯デビューを勝利で飾ったばかりの彼を無視するのも味気ないので、つい「おめでとう!」と口をパクパクさせながら手を振ってしまった。添田くんは一瞬知人かと思ったようで立ち止まりかけたが、そうではないことが分かると軽く会釈して走り去った。知り合いでもなんでもないのに紛らわしいことしてごめんなさい。気使わせて悪かったね。
ところで、さっきからベンチに座っている男の子。あれはもしかして錦織圭くん?その錦織くんが次に練習開始。相手は貴男。
杉山芙紗子さんが「何でもできるすごい選手」と語っていたように、ストロークもボレーもそつなくこなす。ベースラインからの低いボールの処理がうまいなあ。今度は是非ゲームで彼を見たいものです。
練習を終えて、貴男が練習ボールを客席に打ち込み始めた。あっ、こっち来た!試合中から思っていたが、今日は大阪近辺から来られた人が多いはずなのに、全体的にお客さんがおとなしめ。今も貴男がこっちを向いているにもかかわらず、皆さん行儀良く待ちの姿勢。ここはチャンスですよっ!!
「タカオーーーーーッ!!!」
絶叫したところ、案の定こちらにボールが!鈍くさいのでノーバウンドでキャッチとはいかなかったが、初めて試合会場で選手からボールをゲット。やったー!!
帰りの電車で、同じく観戦帰りの知人に遭遇。早速もらったボールを自慢したところ、
「ただのダンロップフォートにしか見えませんね」
ガ、ガガーン。違う!これは正真正銘貴男がくれたボールよ!!と言い返したかったけど・・・・・クッ、言い返せない・・・・・。貴男くんにお願い。今度ボールをくれる時はサインを入れて下さい。
そして、先ほどから客席にチラチラ姿は見えていたものの、一度消えたので今日はプレーを見られないのかと諦めていた彼、
一藤木貴大くんがついにコートに登場。写真やテレビと違って、実際は全体的にポテッとした感じで随分幼く見えるなあ。
お父さんの浩恭氏も一緒。先ほどは客席でサイン攻めにあっていた。やはりGAORA『HOT SHOT』スペインテニス講座出演の影響か。
今日のテーマはトップスピンサーブらしく、ボブ・ブレット氏が「ボールに回転をこうかけるんだ。こうかけるんだ」という風なジェスチャー。貴大くんがトスを上げる度に、ボブさんは”Waaaaaaaaaaait!!”とタメを要求。ポンポン打ちたげな貴大くんには調子がとりにくいらしい。
客席にも真似を始める人続出。なんかちょっとボブさんに教えてもらってる気分。
その後ストローク練習。テイクバックはほとんどないのにすごいワイパースイング。最近はああいうのが流行りなんか。ショットは当然エゲツない。激しく打ち合う二人。
すごいラリーやな・・・・・ちょ、ちょっと待って!貴大くんはともかく、ボブさんって今何歳ッ?!
時間がきたらしく、間もなく全員撤収。思いがけずトップジュニア二人の練習を拝見できて大満足。欲を言えば一藤木お父さんの
「ダブルステップ!!」
「モアビハインドッ!!ビハインド!ビハインド!」
「グーッ!!」
「コンティニューッ!!」
「パーフェクトッ!!」
が聞きたかったけど。
あと全体を通して印象的だったのは、会場ボランティアの皆さんが揃いも揃って感じが良かったこと。終始気持ちよく観戦できたのは、この方達のお陰と言ってもいいかもしれません。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また見に行きたいな。
17日、大阪・なみはやドームに行って参りました。目的はもちろんデ杯アジア・オセアニアグループⅠプレーオフ「日本 vs タイ」観戦。長く関西に住んでいるくせに、デ杯観戦はこれが初めてですみません。誰に謝っているのか分かりませんが、ともかく
「明日行ってみよか」
と思い立ったが吉日。席の心配をせずに気軽にデ杯を見に行けるところが、日本でテニスがマイナーなスポーツで良かったな、と思える唯一の瞬間。それでも、試合開始15分前に会場に着いてチケットを買った時点で、「S席は完売。A席残り3枚」という声が聞こえたのでギリギリだったか。フー。
会場に入りチケットもぎりの入り口で、日の丸の旗を渡される。
おっ!国別対抗戦っぽいよ。興味本位で「タイの旗ってないんかな?」とか連れと話していたら、「タイのはないのよー。ニッポン応援してねー」ともぎりのおばちゃんが満面の笑み。
完売寸前に買った席だけあって、あてがわれたのは1階一番奥、一番後ろの席。背が低い私が座ると人の頭しか見えないんですけど!写真では心配になるほどガラガラですが、試合が始まればちゃんと埋まったのでご安心を。2階席も空いているのは関係者席だったため。
唐突になにやら会場内で歌声が。何?何の歌?声の主は?見上げるとタイ人と思しき数名の方が、タイの歌をうたいながら2階通路を練り歩いておられる。あー、なんかタイに来たみたい。対抗して日本サイドの応援もスタート。どうでもいいけど、旗を持っていると拍手がしにくいのが不便ね。
間もなく選手入場。あっ、パラドーンがこっち側。やっぱデカい。そして隣にはお父さんの”パパドーン”ことチャナチャイ氏。氏について個人的には知る由もないものの、その佇まいにはいつもなごまされる。ところで、お父さんがツアーを一緒に回らなくなってからパラドーンの不調が始まったような気がするのだけど、どうでしょう?
下降線を辿っているとは言え、パラドーンはトップ50の選手。正直今日は貴男にとって厳しい試合になるだろう、と予想。そして、その結果勝敗の行方を握ることになるであろう本村剛ちゃんの泥試合にトコトン付き合う覚悟もして来たのだけど・・・。
ところが、素人のケチな予想を覆してくれることがあるから生観戦は楽しいのですね。
貴男が試合開始から素晴らしい出来!凡ミスはなく、ネットすれすれで交わされるスライスの応酬も丁寧で、チャンスボールは確実に決める。私が最後に貴男の試合を見たのは、おととしのジャパンオープン3R、奇しくも相手は今日と同じくパラドーン。あの時はちっとも勝ちそうな気がしなかったけど(ごめん)、今日は違うよ!
切れのいいプレーを見せる貴男とは対照的に、覇気がないパラドーン。こちらが心配になるくらい元気がない。この人こんなんだったっけ?もっと強烈なショットを打っていたようなイメージがあるんだけど。
唯一の見せ場は第2セット、バックに深く上げられたロブから得意の股抜きショットでダウンザラインにエース!!この時ばかりは国関係なしに会場全体が拍手喝采。ちょっと勢いがつくか?と期待もしたが(どちらの応援をしていたのか)、やはり一向に挽回しそうな気配はなし。時折笑顔も見えるが、何やら自分を笑っているような。どうした、パラドーン!タイの応援団の人も乗り切れない様子。実はパラドーン、長いこと肩に違和感を抱えているそうですね。これからもアジアの顔としてトップでやっていってほしい人なので、早い回復を祈ります。
試合はその後も危なげない展開で、ストレートで決着。貴男が日本の勝利を決めた。
あんまりいい写真でなくて申し訳ないんですが、中央辺りボーラーの男の子の向こうにしっかりと抱き合う貴男とボブ・ブレット氏、左側に喜び合う日本チームの皆さん、中央斜め右下にタイ応援団の声援に応えるチャナチャイ氏の姿。
日本が勝ったのはもちろん喜ばしいけれど、デ杯の最終日と言えば「両選手が総力を出し尽くした5セットマッチ」とか「痙攣を起こしながらも必死にプレー」とかドロドロなところを期待していたので、あまりにもあっさりとした結末に拍子抜け。つまり、そのくらい貴男のプレーは素晴らしかったということ。選手や関係者の皆さんは必死でやっているのに、「なんやあっけなかったなー」とか言ってはいけません!(後編に続く)
リンク: Argentine cold war heats up
今週末のデ杯準決勝に向け、シドニーの同じコートで練習している両国。
今年1月、全豪で勃発した「ヒューイット vs アルゼンチン勢」の因縁対決は、今なお水面下で継続中。
11日、練習のためコートに現れたアルゼンチン勢。後方からヒューとアーサーズのラリーを見学していたところ、それに気づいた豪チームキャプテンのフィッツジェラルド氏と監督のマスー氏は手を振って「ハロー」と挨拶。しかし、ヒューとアーサーズはさっさと荷物をまとめ退散開始。引き上げる際も、ヒューはタオルで体を拭いたり、ファンの野球帽へのサインで忙しく、お互いのチームは目線すら交わさなかった、との事。
そもそも事の発端となったのは、全豪でヒューと対戦したチェラの唾吐き事件(3R)と、ナルバンディアンの「あいつの『カモーン』は気分が悪い発言」&「チェンジエンドでショルダーアタック」事件(QF)。
なぜにアルゼンチン勢が目立って反感を示すのか。ヒューの「カモーン」にはアルゼンチンの人の琴線に触れる何かが?とも思いましたが、アメリカ人のブレークも怒っていたので、お国は関係なさそうです。
地元の試合となると、やはりプレッシャーがかかるのか「カモーン」の回数が普段より多く、かつ激しさを増す傾向がありますが、今回はいかに?個人的には、パパになったらなんとなく止めそうな気がします(根拠なし)。
前回の両国の対戦は、02年ワールドグループ1R。ブエノスアイレスのクレーで行われ、5-0でアルゼンチンが勝利。ちなみに、その前は90年同準決勝、シドニーの芝でオーストラリアの5-0と極端なスコア。今回はもう少しモメてくれそうですね(もちろんゲームで)。
おまけ:シドニーは今真冬。「大事なダーリンが風邪をひいては大変」と甲斐甲斐しく寄り添うカルラ。
リンク: Cup rivals expect Hewitt, Arthurs to go it alone
昨日7月9日はアルゼンチンの独立記念日。だからというわけではありませんが、来週末のデ杯QF、vsオーストラリア戦のためシドニー入りしたアルゼンチンチームの様子など。
8日朝に到着した一行は、同日ホワイトシティの練習コートへ。しかし、ラケットより先に出たのはサッカーボール。長旅で疲れ、すぐにテニスという気分でもなかったようです(上記リンク先記事に、ギジェルモがサッカーに興じる写真があります)。
ストレッチ姿も妙にセクシーなダビ。同じ頃隣で練習していたらしいヒュー。それを見やるコリア&ダビ。ダビが「あいつ、今度は絶対キャイーン言わしたる!!」と思っているのかどうかは分かりません。
ヒューとアーサーズがシングルス、ダブルスともに出場濃厚なオーストラリアに対し、アルゼンチンチームはコリアとダビのシングルスが決定しているだけで、ダブルスは「まだ決まっていない」(チームキャプテン、マンキーニ氏)との事。
リンク: Injured Poo out of Davis Cup
“Injured Poo(ケガをしたプー)”って誰のこと?
―――正解は「再起を賭けたウィンブルドンで2R敗退→足首をケガ」とトホホな結果に終わったフィリポーシス。
彼の名前”Philippoussis”をもじって”Poo”。
ところで、”poo”っていうのは幼児語で「ウ○チ」のことなんですけどね。ちなみに液体の方は”pee”。プープーにピーピー。
普段は彼の強烈サーブの愛称から”Scud”と呼んでいるくせに、長く結果を出せないとウ○チ呼ばわりですか。日本ではニュースで人のことを排泄物の名前で呼ぶなんてあり得ませんよ。おっかないですね。
さて、来る7月15日から17日にかけ行われるデ杯ワールドグループ準々決勝。オーストラリアvsアルゼンチン戦(会場:シドニー)のメンバーがこのほど明らかに。
豪チームは”Poo”がケガ。ウッドブリッジはウィンブルドンで突然の引退発表。先日ウィンブルドン男子ダブルスで予選から勝ち上がり優勝したハスも、実績の面からメンバーには選ばれず。
結局、フェデラーには全く歯が立たないとは言え不動のエース、ヒューイットと、今年3月に初めてツアー優勝を飾った34歳アーサーズのシングルス、ダブルスフル出場が濃厚に。ヒューはともかく、アーサーズには厳しいスケジュール。補欠には豪No.3、147位のルチャックと183位のグッチオーネ。
対するアルゼンチンチームはナルバンディアン、コリア、プエルタ他と実力者揃い。ただし、サーフェスは芝。
どちらが優位かは・・・・・微妙。
いよいよ現地時間3日正午に始まるデビスカップ決勝、スペインvsアメリカ。初日のカードはモヤvsフィッシュ、ナダルvsロディックと発表されました。
両チームでただ一人のデ杯優勝経験者にもかかわらず、フェレーロは外されちゃいました。フェレーロにとってもナダルにとっても意外な人選だったようで、驚きを隠していません。ちなみにナダルは、今年の全米2R、ストレートでロディックに負けてます。フェレーロは、日曜の最終戦に出場する望みを捨てていないようです。
関係ありませんが、ナダルは私の弟と年が近いうえに顔まで似ているので、他人事とは思えません。柱の陰から見守りたいと思います。どこの柱の陰から見守るつもりなのか分かりませんが。
モヤは最初の試合をとることで、ナダルにかかるプレッシャーを和らげたい意向。どこかしこでも「陸の上の魚」扱いのフィッシュに対しても、「彼は失うものなしでコートに立つだろうから、危険だよ」と謙虚なコメント。
会場となるスペイン・セビリアのオリンピックスタジアムには、デビスカップの観客数としては過去最高となる26,000人を越える来場が予想されています。参考までに、今のところ最高記録は1954年、シドニーでアメリカがオーストラリアを下した時の25,578人。
J SPORTSでの初回放送予定は、なんと12月28日!遅っ!フェド決勝は生放送だったのに!Why?